体への負担が少ない
ピックルボールではバドミントンコートと同じ大きさのコートを使用します。
ちなみに、ピックルボールコートとテニスコート(ダブルスの場合)を比較すると以下のようになります。
この表から、ピックルボールコートの面積はテニスコートの面積の約1/3しかないことが分かります。
つまり、ピックルボールではテニスの約1/3の面積を動けば良いため、テニスよりも体への負担が少なくてすむのです。
中でも特に膝への負担が少ないといわれています。
ピックルボールで使用するコートを以下に記載します。
ピックルボールコート
(出典: ja.wikipedia.org )
プレイが続き易い
ピックルボールにはプレイが続き易くなるための仕組みやルールが取り入れられています。
その内容を以下で説明します。
ボール
ピックルボールでプレイが続き易い理由の一つとして、ピックルボールで使用しているボールが挙げられます。
ピックルボールでは直径6.99cmから7.62cm程度の、穴の開いた中空のプラスチック製ボールを使用します。
この穴によって空気抵抗が大きくなることから、ボールのスピードが遅くなります。
ボールのスピードが遅いため、ボールに追い付きやすくなったり打ち返しやすなり、その結果プレイが長く続くようになるのです。
ピックルボール用のボール
ノンボレーゾーン
ピックルボールでプレイが続き易い別の理由として、「ノンボレーゾーン」が設けられていることも挙げられます。
「体への負担が少ない」に記載したピックルボールコートの絵を見ていただくと、ネットの両側に「ノンボレーゾーン」というエリアが設けられていることがわかります。
この「ノンボレーゾーン」というエリアでは、バウンドする前のボールを打つこと(ボレーやスマッシュ等)ができません。
ボレーやスマッシュは非常に攻撃力のあるプレイです。
テニスにはこのようなノンボレーゾーンというエリアが設けられていないため、少しでも甘いボールを打ってしまうとネットの近くでボレーやスマッシュをされ、ポイントを取られてそのプレーは終了してしまいます。
一方ピックルボールではノンボレーゾーンが設けられていることによって、双方ともネットの近くでボレーやスマッシュをする機会が減り、その結果プレーが長く続くようになるのです。