ネットの両脇に設けられている「ノンボレーゾーン」を使った、ディンクの練習です。
この動画で手前のプレーヤーの足元に見えている緑色の線からネットまでの間がノンボレーゾーンとなります。(ネットの反対側も同じです。)
自分と対戦相手の双方ともノンボレーゾーンの近くに詰めている状況において、対戦相手から自分側のノンボレーゾーンに打たれたボールをボレーすることが出来なかった場合は、対戦相手側のノンボレーゾーンへ同じような軌道のボールを打ち返さなければならないことが多くなります。
(ボールがネットに近かったり打点が低い状態では強打して打ち返すことが難しいためです。)
ピックルボールでは、対戦相手とこのようなラリーを続ける中でボレーをすることができるようなボールや打点が高くなるようなボールが来るのを待ち、そのようなボールが来たらボレーや強打等で攻めるという戦略が良く使われます。
そのため、対戦相手に攻められないようなボールを対戦相手側のノンボレーゾーンへ打ち返し続けられるように練習します。
(参考)
日本ではピックルボール専用コートがまだまだ数少ないため通常はバドミントンコートで代用しますが、バドミントンコートに引かれているノンボレーゾーン(に近い)ラインはピックルボールの正式なノンボレーゾーンのラインよりもネットまでの距離が12cm程短くなっています。
(ピックルボールコートは210cm、バドミントンコートは198cm)